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読んだどーーーー (伊賀ずきんD風に)

行きつけの本屋の蔵書検索端末に「もう置いてもねぇよ^^」とスッパリ言われ、最後の砦中の砦のあにめいとで無事ブレイド買ってきました。
あの建物に近づくのはなんか無駄に緊張するんだ…来月から苦労しそうだ。

スケブの空さんじゃない空さんが表紙なのが目印ですぐ分かりました。
カラー絵が色鉛筆とかパステルっぽくて素敵。

以下支離滅裂な感想メモ。

こんな感じなんでしょうかね。

e6cf042a.jpg

どうして人間はどこにだって行けるのに
  どこへも行けないのだと悩むのでしょう
亀のプラトンにはわかりません
人間は扉を開ければいいだけなのに


  けっこうグサグサッときましたこの辺り…うつろな目でテレビ眺めているあたりの表情が…鏡見てるのかと思った。デジャヴることこの上なし。
笑ってくれないのかよ とか、もう、笑えるかい。

まあというわけで待望のたな先生新連載第三作目です。
タンポポ ナズナ シロツメクサ……
開始一ページでたなワールド 満開です。
  タンポポっていいですよね。
開始一秒で私情が入りましたが何か。

全体の印象としては、リリカルでハートフルでヒーリングな感じなのに、なんでだか時々すっごいサミシイ気持ちになる、みたいな感じでしょうか。
誰も泣いてなんかないのに、原稿用紙の四角の向こうで何かが泣いてるような。
ハイハイ電波電波。


しかし、予告からずっと楽しみにしてましたが、空さんときたらもう可愛い。
  なんだあのころころちまちました生き物……可愛過ぎるようじょ…もといしょうじょですね。ええタイプミスです。
自分にもさん付けの丁寧口調は「空です=ソクラテス」にするためでしょうがとりあえず可愛いです。

でも自分にさん付って普段「私」で通してる人間がやってみたら想像以上に距離があって落ち着かない。
すごい他人行儀な感じが……それだけ客観的に世界を見るってことか。
さすが哲学者だ。
…はて、つづみさんは何を言ってるのかな。
ちびっこや女性が三人称で自分のこと喋るのはよく見ますが(イリイズムというらしい。どうでもいい)
とりあえずさん付け恐るべし。

ていうか伊賀の鍵子様といい、こういう聡いちびっこはすごい好きです。
「その鳥はたぶん死んだんだろうに」って言われた時の表情が驚き混じりのなんか嬉しそうな感じですよね。
子どもだからって世界を隔てないで接してくる人は初めてだったに違いない。
さすが神さまだ。えげつないことをさらっと言っちゃうあたりが神さまだ。
  「守られる子ども」を相手にする絵本作家向きではない性格なのか、逆にそれをあきらめた故のバッサリ発言だったのか……そのうち分かるでしょうか。

それか空さんとプラトンが意思疎通出来るんなら今後このコンビのみであちこちの色んな人と絡む形式で話が進んでいったりするのだろうか。
それはお楽しみってことですね。

『神というものが存在しなかったら、彼を創造する必要があろう』
この格言コーナーは毎月あるのだろうか。面白そうです。

神さまだから天国に住んでるんじゃなくて、いなくなった鳥さんが向かった天国は「お隣」だから、そこに住んでる人は「神さま」
なんでも出来るから神さまなのではなくて、神さまだからなんでも出来る気がしてくる。

…って所が「彼を創造する」ってことなんでしょかね。
信じれば空さんもソクラテス、先生が住んでる辺鄙な田舎は憧れの地ギリシャですから、ああ来月も楽しみだね!ということで。


そしてここだけの話、「神さま」の鬱モード全開っぷりと現れた少女っていう組み合わせがニシムラさんとツキコさんにちょっとダブったとかそんなことはそんなことはそんなことはないですよ、いやホント。

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